専務業務日誌

2006年5月 4日 (木)

金沢城散策

Photo_6ちょっと見づらいかもしれませんが、石垣に記号が刻んであります。これは、築城当時のもの、つまり400年以上前のものとのこと。
ウチから10分歩くだけで、400年前にタイムスリップできるのですから、恵まれた環境ですよね。

Photo_7 その石垣の向かいにある建物がこれ。金沢城に旧日本軍の司令部(第九旅団司令部)があったときの建物。400年前、50年前、そして今。歴史の重層を感じます。

2006年5月 3日 (水)

百万石菓子百工展

Photo_55月3日~5日の三日間、金沢城公園で開催されている「百万石菓子百工展」へ行ってきました。毎年ゴールデンウィークに開かれる、お菓子の祭典で、石川県を代表する和菓子屋さんが軒を連ねています。一部のお店では、実演販売も行なっているので、ふんわりと甘い香りがただよって・・・お腹が空いてきます(笑)
昼過ぎに行ったのですが、ご家族連れや、観光客と思われる方で大変にぎわっていました。
初代城主前田利家公も、まさか、400年後、自分の城のなかで、お菓子のイベントが開かれるとは思いもしなかったでしょうね。

2006年4月 3日 (月)

江戸時代のお菓子再現

春のまち博「近世の金沢城下のお菓子」講座に行ってきました。

講師の落雁諸江屋・諸江会長様から、たくさん興味深いお話しをいただきました。

そのうちのいくつかをご紹介。

・金沢では、4月3日がひな祭りで、たいていこの日までひな人形を飾るのですが、これは、加賀藩初代の前田利家公が3月3日に亡くなったからだそう。一ヶ月ずらしたんですね。

・お茶とお菓子は密接な関係ですが、16世紀ごろは、記録によると3種類しかでてこないそうです。1,団子 2,お餅 3,かき餅だけだったそうです。

・加賀藩には、約16000人の武士が出仕していたそうです。その武士達は、年寄家老以下、8つのランクに分けられていたのですが、料理頭(調理長ってとこでしょうか)は、5ランク目に位置づけられていたそうです。割と高い地位だと思うのですが・・・。

200604031535000 江戸時代のものを再現したお菓子

上・・・嵯峨まんじゅう 左下・・・八重結び 右下・・・小桜香

2006年3月14日 (火)

大鼓修行 その一

Okawa先日の日記でも書きましたが、大鼓の稽古へ行ってきました。
大鼓(おおつづみ、おおかわ)とは、まずどんな楽器かといいますと、左の写真の後ろ側の鼓です。ちなみに手前は小鼓(こつづみ)です。

能は、音楽担当の「囃子方」、実際に演技する「役者」、コーラスグループである「謡(うたい)」で構成されます。

Photo_3 大鼓は、そのうちの囃子方を構成する楽器のひとつ。ちなみに、囃子方は、横笛・小鼓・太鼓(たいこ)と大鼓の4つの楽器からなります。この4人+「謡」1人、計5名の役割が、ひな人形にもあります「5人囃子」だそうです。確かに、みんなちゃんと楽器を持ってますね。我が娘にもこういった意味をきっちり教えてあげなければならんと深く反省。・・・がウチは3段飾りなので、5人囃子がいないんですが・・・。

Photo_4 で、実際どのように演奏するかといいますと、基本的には、「ヤ・ハ・イヤ・ヨイ」の掛け声とともにポーンと打つ。(ものと理解してますが、初心者なもので間違っていたら、後日訂正します。)見づらいかと思いますが、左の画像が楽譜です。赤い△印・○印のところでポーンと打ちます。

この日の稽古では、もう早速実践。先生の謡にあわせて、楽譜を見ながら「ハ!ポーン♪」「ヤ!ポーン♪」と手をたたいての練習。だんだんタイミングがわかってきて、掛け声と拍子が合ってくると、こりゃなかなか気持ちが良い。だんだん楽しくなってきましたが、初日は、これで終了。

どんな楽器かもよく知らず、勧められるがままに始めましたが、ほんと何事も飛び込んでみないとわからないものです。そんな「出会い」を逃さず、大切にしなければなりませんね。おかげで今までになかった世界が広がりました。

2006年3月 9日 (木)

自己定位のある企業

・専務日誌
今日は、毎月恒例、いつもお世話になっているシンクタンク主催のセミナーへ。実は、前日(というか当日・・・)とある会合で遅くまで飲んでいたので、セミナーを受けるコンディションとしては最悪の状態。正直、落ちちゃうかも・・・と思っていたのですが、とんでもない!とても勉強になるお話しをいただくことができました。
講師は、伊勢名物赤福の濱田会長様。
 赤福は、大阪出身の私にとって、子供のとき、梅田とか心斎橋の百貨店に連れて行ってもらうと、帰りにおみやげとして必ず買って貰うもののひとつ。ちなみに、あとは551の豚まんと、北極のアイスキャンデー、ヒロタのシュークリームですかね。(うちだけ?) 今でもいただいたり、買ってきたりするとなんだか心躍る商品です。
 後から調べてみたのですが、関連会社は別として、株式会社赤福自体は、ほんとにあのあんころ餅一品のみでご商売されているようです。本店のみで季節商材を販売されているようですが、それも夏のかき氷と冬のぜんさいの2品だけです。
 いつも、新機軸を、新商品をと、昼も夜もそればっかり考えている私にとってはまさに驚愕。消費者と絶対的な信頼関係を持つ企業(商品)の強さを改めて感じずにはいられません。濱田会長によると、このような企業を「自己定位のある企業」というそうです。同業他社よりも圧倒的な差を持つ企業・・・その差は、いかにお客様を幸せにできたかの差。
 私は、常々オンリーワンだとか、差別化だとか言ってきましたが、おそらく手前味噌でしかなく、お客様を圧倒的に幸せするだけのサービスにはまだまだ至っていないことに改めて気づかされました。赤福をいただいた時のあの心躍る期待感。果たして、当店へ来店するお客様にこれだけの気持ちを持っていただけているか。。。否。まだまだでしょう。
 改めて、店のあり方、経営のあり方を考えさせられた一日でした。

●伊勢名物 赤福 

http://www.akafuku.com/f_syohin.htm

2006年3月 4日 (土)

つる幸さん

・専務日誌
 今日は、取引銀行さんの会合でつる幸さんへ。先日、この日記でもご紹介しましたが、金沢で一番の料理屋さんです。若旦那の河田さんは、料理の鉄人にも出演したくらいの腕を持つ料理人です。また、たくさんの優れた料理人の方々を全国へ送り出しているお店でもあります。料理はもちろんのこと、いろんな部分で尊敬でき、また勉強させていただきたいお料理屋さんなのです。
 特に印象に残ったのは、「お料理をお出しする接客」と「素材の素晴らしさ」です。
 まず、接客ですが、決して慌てることなく、ひとりひとりのお客様の真っ正面から丁寧にお料理を出される姿がとても美しく見えました。さりげないのですが、まさに料亭らしい接客。見習うべき点が多いです。
 次に、お料理ですが、海の幸、山の幸どの素材も相当吟味され、かつとても新鮮。私は、料理人ではないので、恥ずかしながら大した味覚はありませんが、そんな私でも、お魚、お野菜どれもひとあじ違うのがはっきりわかります。
 他にもいろいろ書きたいのですが、ぜひ一度味わってみてください。感動と大きな満足がそこにあると思います。

 今日、つる幸さんにお伺いして、金沢で一番という私の考えは間違っていたようです。
 つる幸さんは、料理のクオリティにおいて日本を代表する料理屋さんであると考えを改めました。

 つる幸さんと同じようにはできませんが、ウチはウチらしいやり方で、お客様に感動と満足を与えられるお店にしていきたいと思います。
 大変いい刺激をいただいた一日でした。

つる幸さん 
http://r.gnavi.co.jp/turukou/

2006年2月20日 (月)

天下一品

・専務日誌
今日は、出身大学の青年部会合に出席。金沢に知り合いがいない私にとって、このような人脈は貴重で、大変ありがたいものです。金沢では、東京の某K大学OBなどはかなり大きな会をされているらしいのですが、わが出身校はかなり小規模。出身者はたくさんいるはずなので、もっと輪を大きく広げていきたいものです。転勤で来た方もいい情報交換の場になるでしょうしね。
金沢郊外のとある、京都の大学生なら誰もが訪れた店の金沢店へ。懐かしい味にひさびさに再会。ちょっとコクが足りないように感じたな。。。思い出って美化されるのかな。。。

●天下一品

 京都では知らない人はいないラーメン屋。ドロっとしたスープが特徴。好きな人と嫌いな人が真っ二つに分かれる不思議なラーメンです。金沢にも1店舗ありますが、店ごとに味がまったく違うと評判です。京都北白川にある本店が飛び抜けて美味しいといわれています。全国に店舗があるようなので、一度お試しを。

公式HP 

http://www.tenkaippin.co.jp/pcindex.html

超弩級ら-めん・天下一品(愛好家のHP) 

http://www.geocities.jp/xylocopal/ten1/

2006年2月16日 (木)

かなざわ・まち博2006

・専務日誌
 今日の北國新聞で報道されていたのですが、「かなざわ・まち博」が、春と秋にも開催され、金沢の四季の魅力を一層発信できるイベントになるようです。
 「かなざわ・まち博」というのは、いまここにある金沢のまちをパビリオンと見立て、市民がもっと金沢を知って、学んで、好きになってもらおうという、昨年で6回目を数えるイベントです。例年は、8月1ケ月間の開催だったのですが、今年より春と秋にも開催されることになりました。

 我が店も昨年「金沢食文化体験」というイベントをさせていただきました。ちょうど亡き先代社長(義父)と準備を進めていた矢先に、病に倒れ、私が初めて仕切って行なったイベントでしたので、思い入れもひとしおなのです。

 2006年のスローガンは、「まちに招き、ともに歩き、まちを語ろう。」とのこと。

 昨年は、まだ金沢に来て日が浅いこともあり、まだまだ「お客様」感覚でしたが、今年は、少しは金沢を語れるようになってき・・・た、かな?(金沢検定初級68点ですが・・・)微力ながら、身近な人を金沢に招き、歩き、魅力を語っていきたいと思います。

 実は、とてもありがたいことに、2006年も早速「春のまち博」に参加させていただけることになりました。「桜」をテーマにした魅力的なお料理でお迎えする企画です。フライングしたら怒られるかもしれませんので、新聞紙上等で具体的に公開されたら、HPでも詳細をご連絡したいと思います。

 金沢市民にも、金沢市民でない方にも、ぜひこの機会を通して、もっと金沢の隠れた魅力を知っていただきたいです。私も勉強させていただきたいと思います。

●かなざわ・まち博2005 当店での様子
http://www.machihaku.com/2005-play-01.html#01

●まち博とは(昨年の概要です)
http://www.machihaku.com/intro.html

●北國新聞の記事
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060216003.htm

2006年2月 9日 (木)

浅の川園遊会

・専務日誌20
 今日は、「金沢・浅の川園遊会20回記念を祝う会」に出席させていただきました。「浅の川園遊会」というのは、浅野川を舞台に、金沢に春を呼ぶお祭りです。金沢で、最も充実した内容のイベントだと思います。当店も、ずっと協賛させていただいていた関係で、この会にお呼びいただいたのですが、まあ、びっくり。300名以上の人、人、人。いかに、たくさんの人に支持され、20年間クオリティの高いお祭りを開催されてきたかを実感。
 今日の会自体も大変盛大なもので、写真にあるように金沢3廓からよりすぐりの名妓24名の唄におどり。こちらに来てから、何度かは芸妓さんのおどりを拝見する機会はあったのですが、いや、24名は壮観。感動しました。
 名妓達にも感動したのですが、この園遊会の生い立ちについてお話しを伺ったとき、同じくらい胸が熱くなりました。というのは、今でこそ一大イベントの園遊会ですが、最初は、4人の青年経営者が集まって、真剣にまちづくりを考え、「祭り」をキーワードに始めたものだそうです。最初は困難の連続であったようですが、少しづつ支援の輪を広げ、今では、石川県や金沢市も全面バックアップ。「園遊会ツアー」なるものが東名阪で販売されるくらいの大イベントとなりました。春の観光客誘致にも大きな影響を与えていると思います。
 昨日、我がまちについてお話ししました。さて、自分も園遊会の4人の青年経営者のようにリーダーシップ、企画力、実行力をもって取り組むことができるのだろうか、そんなに猶予はないよな・・・などと考えさせられた会でした。

浅の川園遊会(昨年のものです) http://www.kanazawa1.com/enyuukai/index.html

※園遊会については、個人の方が臨場感ある画像をUpされていますので、興味を持たれたかたは、ぜひ検索してみてください。

2006年2月 8日 (水)

変化をおこそう。

・専務日誌
 今日は、昼から近隣のまちづくり協議会の会議に出席。ダイエー金沢店の閉店など、大きな変化のなかで、いかに個性あるまち、通りにしていくか。難しい課題ではありますが、出席者の皆様が、現状にあきらめる、流される事なく、真剣にまちの将来を考え、変わらなければいけないと思っておられるところに明るい希望を感じます。って、傍観者のようなことを言っていてはいけないのですが。観光で来られた方が、そぞろ歩きを楽しめる通りになるようにしていきたいですね。10年後の新幹線開通時には、昼夜問わず、観光客が行き来するまちになるのが目標です。

 その後、東山の着物屋さんから、仲居さんの着物について、ご提案をいただく。仲居さんの着物も、おもてなしの一つだと考えると、お客様がさりげなく季節を感じることができるような柄にしたい。もっというと、仲居さんそれぞれに合った柄のものを着せたいなと。
 つい、なんでもコスト面や、店側の視点から考えてしまうのですが、お客様は、どう思われるのか、喜んでいただくには・・・優先順位を間違えてしまいがちで日々反省です。

より以前の記事一覧